大阪歴史博物館 特集展示「郷土建築へのまなざしと日本建築協会」

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2016/06/15~2016/08/01

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大阪歴史博物館 特集展示「郷土建築へのまなざしと日本建築協会」

大阪歴史博物館 特集展示「郷土建築へのまなざしと日本建築協会」大阪歴史博物館では、平成28年6月15日(水曜日)から8月1日(月曜日)まで、8階特集展示室において、特集展示「郷土建築へのまなざしと日本建築協会」を開催します。
大正後期から昭和初期にかけて、大阪では道路の拡幅や橋の架け替え、建築の不燃化・高層化が進みました。これらの動きには、大正6年(1917年)に大阪で建築や都市計画の専門家らが設立した日本建築協会が大きな役割を果たしました。こうした開発は同時に、歴史的建造物の建て替えや、都市景観の急激な変化をもたらしました。当時の人びとは都市化の中で失われゆく伝統や文化に危機感を抱き、郷土に対する関心が高まりました。建築の分野でも、建て替えられつつあった江戸時代以来の古い町家や明治初年の洋風建築などを「郷土建築」と呼び、それらの保存を提唱し、記録する動きが日本建築協会会誌『建築と社会』を舞台に展開されました。
本展覧会では、大正、昭和の都市開発とその陰で姿を消そうとする「郷土建築」へのまなざしを、残された記録やスケッチなどからたどります。

●関連事業
1.シンポジウム「大阪の建築 100年をふりかえる」
前半は、橋寺知子氏による近代大阪の建築の歩み、河田克博氏による都市・建築比較の観点から近代名古屋の建築の歩みに関する講演、後半は関西建築界の歴史に造詣の深い坂本勝比古氏を交えて座談会形式でお話をうかがいます。
日時:平成28年7月9日(土曜日) 午後1時30分から午後4時まで
受付開始:午後1時
会場:大阪歴史博物館 4階 講堂
出演:河田 克博氏(名古屋工業大学教授)
 坂本 勝比古氏(神戸芸術工科大学名誉教授)
 橋寺 知子氏(関西大学准教授)
司会:酒井 一光(当館学芸員)
定員:250名
参加費:500円
参加方法:当日直接会場へお越しください。

2.学芸員による展示解説
展示をご覧いただきながら、担当学芸員が代表的な展示品について解説します。
日時:平成28年6月18日(土曜日)、7月16日(土曜日)
各回、午後2時から約30分間
会場:大阪歴史博物館 8階 特集展示室
参 加 費:無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
参加方法:当日直接会場へお越しください。
※関連事業の内容は都合により変更される場合があります。ご了承ください。

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追加情報
開館時間:9時30分~午後5時
 ※入館は閉館の30分前まで
休館:毎週火曜日
観覧料:
常設展示観覧料でご覧になれます。
大人600円(20名以上の団体割引料金は、540円)、高校生・大学生400円(20名以上の団体割引料金は、360円)
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
問合せ先:
大阪歴史博物館 (TEL 06-6946-5728)
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2016/kyoudokenchiku.html
所在地
大阪歴史博物館 8階 特集展示室(常設展示場内)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」
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