大阪市中央区では、平成24年11月30日(金)に大阪市立高津小学校において、「文楽~伝統・そして未来へ~」を開催します。
文楽の歴史が息づく高津地域に位置し、今年創立140周年を迎える高津小学校の6年生による子ども文楽「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)~五条橋の段~」、そして国立文楽劇場で活躍する、文楽技芸員による解説・人形遣いの体験と、実演「壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)~山の段~」を無料でご覧いただけます。
この事業は「区の歴史と文化を活かした生涯学習事業」として、ユネスコの世界無形文化遺産であり、中央区の豊かな歴史的・文化的資源のひとつである「人形浄瑠璃文楽」の魅力を、区民の皆様にひろく知っていただくことを目的として開催します。
この機会に、貴重な日本の伝統芸能「文楽」をぜひお楽しみください。
■内容
第1部 大阪市立高津小学校子ども文楽「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)~五条橋の段~」
国立文楽劇場の近くにある大阪市立高津小学校では、毎年6年生が総合的学習の時間などを利用して、文楽技芸員の指導を受け、大夫(たゆう)や三味線、人形遣いを練習しています。今回は、その成果を披露します。
出演:高津小学校6年生のみなさん
第2部 文楽技芸員による文楽解説と人形遣いの体験
実演「壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)~山の段~」
出演:豊竹 英大夫(とよたけ はなふさだゆう)さん《大夫》、鶴澤 燕三(つるざわ えんざ)さん《三味線》、吉田 文司(よしだ ぶんし)さん、吉田簑二郎(よしだ みのじろう)さん《人形遣い》ほか、技芸員のみなさん
※どなたでもご来場・ご覧いただけます。