特集展示「和田呉山と仏の絵画」

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2013/02/27~2013/04/08

投稿日:2013/02/05 更新日:

特集展示「和田呉山と仏の絵画」

大阪歴史博物館 特集展示大阪歴史博物館では、平成25年2月27日(水)から4月8日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「和田呉山(わだござん)と仏の絵画」を開催します。

大坂出身の和田呉山(1800~1870)は、出家後は月心(げっしん)と称した画家で、江戸時代の後期から明治時代の初期にかけて活動をしました。彼は、江戸時代の著名な絵師である円山応挙(まるやまおうきょ)の高弟森徹山(もりてつざん)に絵を学び、写生画風の作品を描いて大いに賞賛を得ました。のちに師や妻の死をきっかけに僧となり、八尾の長栄寺や京都の神光院(じんこういん)で修行にはげみ、多くの文化人たちとも交流します。呉山の描く仏の絵画は、豊かな墨色や淡い色彩を用い、柔らかな輪郭線で描かれた温かみのある柔和な作品となっています。
本展では、呉山が描いた仏の姿を紹介するとともに、近世後期に一流の絵師として名を馳せた伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)や呉春(ごしゅん)らによる仏教を主題とした絵画も展示します。心の依りどころとしての仏の姿であるとともに、芸術作品としての美しさをも兼ね備えた絵画を紹介します。

■学芸員による展示解説
日時:平成25年3月2日(土)、3月24日(日) 午後2時より30分程度
担当:当館学芸員 岩佐伸一
会場:大阪歴史博物館 8階 特集展示室内
参加費:無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
参加方法:当日直接会場へお越しください。

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追加情報
休館:毎週火曜日
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
        ※入館は閉館の30分前まで
観覧料:常設展示観覧料でご覧になれます。
       大人 600円(540円)、高大生400円(360円)
       ※( )内は20名以上の団体割引料金
       ※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)・障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
所在地
大阪歴史博物館 8階 特集展示室 常設展示場内(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅
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