長野県岡谷市に生まれた武井武雄(1894-1983)は、大正から昭和にかけて、「こどもの心にふれる絵」の創造をめざし、『コドモノクニ』『子供之 友』『キンダーブック』などの児童向け雑誌で活躍しました。
特に”童画”〈大人が描くこどものための絵〉という言葉を生み出し、それまで童話の添え物とし て扱われていた絵にいのちを吹き込みました。それらに発表された作品はこどもが喜ぶだけでなく、大人が観ても満足する芸術性の高いものでした。さらに、版 画、郷土玩具やこけしのコレクションと研究、玩具の創作、本の装丁などのデザイン、造本など、探究心はつきることなく、さまざまな芸術分野で挑戦をつづけ ました。
本展は、武井武雄生誕120年を記念し、童画、版画、刊本作品、おもちゃ・陶芸など約400点にのぼる、過去最大にして故郷・長野県岡谷市以外で はじめての巡回展となります。
途方もない引き出しの数々。「創造」という魔法をかけ、手品のように次々と形を変えて、こどもの世界に向けた満身のアイデア と情熱が飛び出してきます。
こどもの国の魔法使い・武井武雄の世界を、どうぞお楽しみください。
追加情報
開催時間:
午前10時~午後7時30分(8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(5時閉場)
入場料(税込):一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
午前10時~午後7時30分(8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(5時閉場)
入場料(税込):一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
ホームページ
所在地
大阪高島屋7階グランドホール(大阪市中央区難波5-1-5)
交通機関
●地下鉄御堂筋線・四ツ橋線・千日前線「なんば」駅
●阪神電車・近鉄「大阪難波」駅、南海電車「なんば」駅スグ
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