大阪歴史博物館 なにわ歴博講座 第2期「中世・近世史研究の現場から」

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2015/09/11~2015/10/02

投稿日:

大阪歴史博物館 なにわ歴博講座 第2期「中世・近世史研究の現場から」

ゆめまるくん大阪歴史博物館で、なにわ歴博講座が開催されます。
本年度のなにわ歴博講座は3期にわけて開催します。
第2期では、歴史・考古学分野における中世・近世史の最新の研究成果から、都市・大坂のさまざまな側面にせまります!

■平成27年 9月11日(金)18:30~19:45
【難波宮が『まぼろしの宮』になるまで】
豆谷 浩之(当館学芸員)
難波宮は、今から約60年前にはじまった発掘調査によって「発見」されるまで、実態のわからない「まぼろしの宮」でした。それは、長い年月の間に、難波宮の痕跡や記憶が失われていったことを示しています。難波宮の廃絶以後、中・近世の史料や伝承を追いかけながら、その経過をたどってみたいと思います。

■平成27年 9月18日(金)18:30~19:45
【大坂の町屋構造の変遷】
松尾 信裕(当館学芸員)
江戸時代に日本で一番の商工業都市として繁栄した大坂の町人地は、豊臣秀吉によって建設された城下町が基礎になっていました。ことに船場では今でもその形が踏襲されています。発掘調査からわかった町人地の形成とそれぞれの屋敷地の利用の変化を紹介し、豊臣時代から江戸時代、さらには今の大阪に至る変遷をお話しします。

■平成27年 9月25日(金)18:30~19:45
【両替商銭屋佐兵衛の分家・別家】
八木 滋(当館学芸員)
昨年度、逸身家文書を中心に特集展示「両替商 銭屋佐兵衛」を開催しました。展示の後に見つかった史料をもとに逸身家文書などを再検討した結果、大坂島之内の両替商銭屋佐兵衛家の分家・別家の人物誌について、さまざまなことがわかってきました。大店を支える人びとの姿を具体的に追いかけます。

■平成27年 10月2日(金)18:30~19:45
【琉球使節が大坂にやってきた】
木土 博成(当館学芸員)
江戸時代には将軍や琉球国王の代替わりの度ごとに、琉球から江戸に使節が派遣されました。大坂にも立ち寄った彼らの存在は、大坂町人の大注目を集めました。ここでは最新の研究成果をもとに、絵図・文献資料をふんだんに提示しながら、琉球使節の大坂滞在を追体験してみます。

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追加情報
参加費:200円
定員:250名(先着順)
受付:18時から開始、直接会場へお越しください。
問合せ先:
大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2015/rekihakukoza_15_2.html
所在地
大阪歴史博物館 4階 講堂(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」
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