大阪市立大学と大阪市博物館協会は、平成28年12月17日(土曜日)、大阪歴史博物館講堂において、シンポジウム「『真田丸』の歴史学」を開催します。
大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」にかかわってさまざまな講演会が催され、書籍が出版されていますが、真田丸を学術的に検討した成果は限られています。本シンポジウムはその学術成果を広く市民に向けて公開する機会となります。具体的には、最新の研究によって真田丸がどこまで解明できるのかを追究し、新発見の絵図なども活用しながら既存の復元研究を再検討するとともに、新しい視点から真田丸の意義を明らかにします。
また、大阪市立大学ならびに大阪文化財研究所などがこの間取り組んできた豊臣期大坂城解明の成果についてもまとめ、公開します。
<スケジュール>
●開会挨拶(10時20分から10時30分まで)
●第1部 <豊臣大坂> -最新の研究-(10時30分から12時20分まで)
テーマ:「<豊臣大坂>と真田信繁(のぶしげ)(幸村(ゆきむら))」
テーマ:「見えてきた豊臣期大坂城本丸」
テーマ:「豊臣大坂城はどこまでわかっているか」
●第2部 真田丸の真の姿を解明する(13時20分から15時20分まで)
テーマ:「大坂城惣構(そうがまえ)の復原と真田丸」
テーマ:「絵図・地形図からみた真田丸の位置と構造」
テーマ:「大坂冬の陣と真田丸の戦い」
●第3部 ディスカッション(15時30分から16時30分まで)
「真田丸」から見た<豊臣大坂>研究の可能性
第1部・第2部の登壇者がパネラーとなり、議論を深めます。
●閉会挨拶(16時30分から16時40分まで)
参加費:無料
申込方法:往復はがきでお申込み下さい。
問合せ先:
大阪市総合コールセンター なにわコール(8時から21時まで)
電話:06-4301-7285 ファックス:06-6373-3302