令和7年秋冬季 森の宮遺跡展示室の一般公開

多様な考古遺物の展示

2025/12/12~2025/12/13

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令和7年秋冬季 森の宮遺跡展示室の一般公開

森ノ宮ピロティホール地下にある「森の宮遺跡展示室」が一般公開されます。会場は、大阪市中央区森ノ宮中央に位置し、縄文時代から近世までの歴史が重なる複合遺跡として知られています。とくに地下に広がる森の宮貝塚は、西日本を代表する貝塚のひとつで、縄文時代の人骨が当時の埋葬方法である屈葬の姿のまま展示されていることでも注目されています。また、豊臣期の大坂城跡にも重なる場所で、発掘調査で見つかった金箔瓦などの資料も間近で見学できます。
発掘では、縄文人や弥生人が食べた貝殻や狩猟・漁撈の道具、土器、アクセサリーなど、古代の暮らしを想像させる多くの遺物が確認されています。貝殻の種類が海水に生息するマガキから淡水のセタシジミへと変化していくことから、かつて海だった河内平野が湖へと姿を変えていく様子も読み取ることができます。
年に限られた日だけの公開となりますので、ぜひこの機会に見学ください。

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追加情報
時間:両日11:00〜15:00
参加方法:事前申込・見学料不要、公開日時にお越しください。
※ただし、展示室が狭いため、見学者が多い場合は入室をお待ちいただくことがあります。
ホームページ
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000660266.html
所在地
森ノ宮ピロティホール地下階・森の宮遺跡展示室(大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
交通機関
●Osaka Metro(大阪メトロ)中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」
●JR大阪環状線「森ノ宮駅」
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