大阪歴史博物館 特集展示「幕末大坂の絵師 藪長水」

このイベントは終了しました。
2014/03/12~2014/04/14

投稿日:

大阪歴史博物館 特集展示「幕末大坂の絵師 藪長水」

大阪歴史博物館 特集展示「幕末大坂の絵師 藪長水」大阪歴史博物館では、平成26年3月12日(水曜日)から4月14日(月曜日)まで、8階特集展示室において、特集展示「幕末大坂の絵師 藪長水」を開催します。

本年、生誕200年を迎える藪長水(やぶちょうすい)(1814~1867)は、儒学者藪鶴堂(やぶかくどう)の子として大坂に生まれました。彼は文人画 の大成者として名高い池大雅(いけのたいが)の孫弟子岡熊岳(おかゆうがく)に絵を学び、その没後は独自に研鑽を積んで山水画や花鳥画、蘭学者緒方洪庵 (おがたこうあん)の肖像画をはじめとする人物画など幅広い画題の作品を手がけました。幕末には大坂を代表する絵師のひとりとなり、豪商の住友家へ絵を納 め、江戸から来た代官からは大坂の風景画を依頼されるなど、多様な人々との交流のなかで優れた作品を残しています。

本展では、長水の多彩な作品を紹介するとともに、慶応2年(1866)に大坂の難波で見世物になった象の絵画を集めたコーナーを設けます。この象は、アメリカ船によってもたらされたインド象で、長水をはじめ大坂の絵師により描かれた作品が残っています。
生誕200年の記念すべきこの年に、長水の画業を通じて、幕末の動乱期にあっても高い水準を保っていた大坂の文化に対する認識が高まることを期待しています。

藪鶴堂像(やぶかくどうぞう) 藪長水筆 江戸時代 本館蔵象図 藪長水筆 慶応2年(1866) 個人蔵

現在地からルート検索
追加情報
休館:毎週火曜日
開館時間:
午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
観覧料:
常設展示観覧料でご覧になれます。
大人 600円(20名以上の団体割引料金は、540円)、高校生・大学生400円(20名以上の団体割引料金は、360円)
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
問合せ先:
大阪歴史博物館 (06-6946-5728)
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
所在地
大阪歴史博物館 8階 特集展示室(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
0 人中 0 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。