特別展「森と湖の国　フィンランド・デザイン」

大阪市立東洋陶磁美術館では、平成25年4月20日(土)から7月28日(日)まで、特別展「森と湖の国　フィンランド・デザイン」を開催します。
フィンランドのデザインは、陶磁器やガラスなどの一つの部門にとどまることなく、生活全般にわたります。それは、“timeless design product(時代を超えた製品)”をコンセプトに、生活用品にも洗練されたデザイン性を求めてきたからであり、まさに「生活の中の美」といえるものです。
本展は、フィンランド・デザインの魅力を、18世紀後半から現代に至るガラスと陶磁器約150件を中心にご紹介いたします。森と湖の国のデザインが繰り広げる世界をお楽しみください。

■主な作品
・「キルタ（後にテーマ）」
1953～75年（テーマ：1981年以降）　カイ・フランク(Kaj Franck、1911-1989)　　個人蔵
・「アールトの花瓶」
アルヴァル・アールト(Alvar Aalto、1898-1976)　　　1937年　カルフラ・ガラス社　　　フィンランド国立ガラス美術館蔵
・「カンタレッリ」
タピオ・ヴィルッカラ（Tapio Wirkkala、1915-1985）　　　1947年　イッタラ・ガラス社　　　個人蔵

■同時開催
特集展：海野信義コレクション　中国古代の俑と明器―墓室を飾ったやきもの
平常展：安宅コレクション中国陶磁、安宅コレクション・李秉昌コレクション韓国陶磁、日本陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壺