古都おおさかフォーラム　「難波宮の過去・現在・未来」

上町台地は大阪の背骨のようなものです。わが国初の本格的宮殿であった難波宮の造営、蓮如上人の石山御坊に始まる大坂本願寺とその寺内町、豊臣秀吉の大坂築城、徳川氏による落城と再建、明治維新時の大坂遷都計画・・・。
追手門学院建学の地である上町台地の北端は、この国の歴史がダイナミックに動くたび時代の中枢的な役割をになってきました。そんな千数百年の時の歩みに思いをはせ、古都おおさかの全体像に迫り、その歴史的地理的位相を浮かび上がらせたいと思います。
奇しくも2013年は、推古天皇の21年(613)に難波(上町台地)と飛鳥をつなぐ最古の官道(難波大道)が敷かれてから1400年に当たります。

第1部
講演「難波宮の過去・現在・未来」
講師　栄原 永遠男氏（大阪市立大学名誉教授）

第2部
鼎談「生々流転～古都おおさか」
栄原 永遠男氏
北川 央氏（大阪城天守閣研究主幹）
河内 厚郎（追手門学院「上町学プロジェクト」座長、追手門学院大学客員教授、関西経済同友会幹事