能の魅力を探るシリーズ「世阿弥生誕六百五十年記念」

「ＺＥＡＭＩ」として世界に知られるようになった世阿弥だが、生涯や作品については、まだ明らかでない部分が多い。
このシリーズでは、毎回、世阿弥作の能を上演し、研究者たちが芸風、創作環境などさまざまな角度から世阿弥にスポットを当て、その全体像に迫る。
上演曲と研究者の話の企画は、それぞれシテ方観世流の大槻文蔵、天野文雄・大阪大名誉教授が担当した。

■2013年7月27日(土) 14:00～
お話｢世阿弥、その生涯」宮本圭造
能「頼政」多久島利之

■以降の公演
8月31日(土)　「作品と芸風」(松岡心平)、能「恋重荷(こいのおもに)」(齊藤信隆)
9月21日(土)　「理論」(渡邊守章)、能「班女」(浅井文義)
12月8日(日)　「先達と後継者」(大谷節子)、能「融(とおる)」(武富康之)
2014年2月8日(土)　「環境」(天野文雄)、能「井筒」(浅見真州)