特集展示「新発見史料からみる江戸時代の道頓堀」

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2013/11/06~2013/12/16

投稿日:2013/09/10 更新日:

特集展示「新発見史料からみる江戸時代の道頓堀」

特集展示「新発見史料からみる江戸時代の道頓堀」  大阪歴史博物館では、平成25年11月6日(水)から12月16日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「新発見史料からみる江戸時代の道頓堀」を開催します。
 平成24年3月、大阪歴史博物館では、静岡県袋井市の遠藤亮平氏宅で見つかった古文書242点(遠藤亮平・安井洋一氏蔵)の寄託を受けました。当館と大阪市立大学文学部日本史学教室でこの古文書を詳しく調査したところ、そのほとんどが当館で所蔵する「安井家文書」と元々は一体の文書であることがわかりました。「安井家文書」は、道頓堀川の開発に関わり、江戸時代大坂三郷南組の惣年寄をつとめた安井家に伝来した古文書で、江戸時代初期の大坂の様子を具体的に知ることのできる貴重な資料として大阪市有形文化財に指定されています。なお、遠藤・安井両氏は、大坂の安井家の一族で、江戸時代の囲碁界における四棋家の一つで安井算哲(さんてつ)を初祖とする安井家の末裔に当たります。

 今回新たに発見された古文書は江戸時代全般(17~19世紀)に及び、道頓堀川開削まもないころの土地台帳や、17世紀中ごろの大絵図など古い時期の土地や開発関係の資料が数多く含まれています。また、18世紀の芝居に関する資料などもあります。17世紀の大坂に関する古文書が新たに大量に見つかるケースはほとんどなく、今まであまりよく知られていなかった江戸時代前半の道頓堀の様子が具体的に明らかになる貴重な資料です。

 今回の展示では、新たに発見された古文書や絵図を中心に、最新の研究成果を踏まえて江戸時代前半の道頓堀の開発や芝居地の様子を、当館の「安井家文書」なども交えながら、わかりやすく紹介します。

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追加情報
休館日 : 毎週火曜日
開館時間 :
 午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで)
 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料 :
 常設展示観覧料でご覧になれます。
 大人 600円、高大生400円
 ※中学生以下・市内在住の65歳以上(要証明証提示)・障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
問合せ : 06-6946-5728(大阪歴史博物館)
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2013/doutonbori.html
所在地
大阪歴史博物館 8階 特集展示室(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅 2号・9号出口
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