上方浮世絵館では、江戸時代の大阪で制作されていた浮世絵を展示しています。大阪の浮世絵は、歌舞伎役者たちを描いたものが多く、道頓堀を中心とした芝居小屋をにぎわせた人気役者の姿を見ることができます。
人気の役者たちは、浮世絵に描かれるとともに最新の流行を発信します。舞台に用いた衣裳のデザインは、ファンたちによって着物などへ取り入れられ、庶民の流行へと広がっていきます。浮世絵はその流行発信の担い手でもありました。
そこで今回の展示では、役者たちの衣裳の文様に注目し、なかでも町人の文様の代表格である【縞】文様を特集します。縞文様は、直線だけでなくさまざ まな線によって構成され、その組み合わせはバリエーションが多く、豊かなデザイン性を持っています。当時の人々の着物のおしゃれを、ぜひ浮世絵から見つけ てください。
春頂斎北松画「夏祭浪花鑑」
追加情報
開館時間:11時00分~18時00分(入館は17時30分)
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)
問合せ先:上方浮世絵館 06-6211-0303
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)
問合せ先:上方浮世絵館 06-6211-0303
ホームページ
所在地
上方浮世絵館(大阪市中央区難波1-6-4)
交通機関
地下鉄御堂筋線・千日前線「なんば」駅