髙島屋史料館「工芸と彫刻にみる いろとかたち展」

高島屋史料館では、2014年8月19日(火)まで『工芸と彫刻にみる いろとかたち展』を開催中です。
本展は、髙島屋史料館所蔵の陶器・磁器、硝子などをはじめとする工芸品と彫刻の作品をご紹介いたします。
陶磁器では、濁手(にごしで)と呼ばれる乳白色の素地に赤絵の柿右衛門様式の磁器や、青翠の光沢が美しい青磁の「有田焼」、土の風合いを生かした素朴で味わい深い「萩焼」、焼締めの中にも火襷(ひだすき)の模様が出る「備前焼」、気泡状の肌にほのかな薄紅色がにじみ出た「志野焼」などがあります。
硝子では、色彩豊かで透明感のある鉢や色硝子に金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)、彫刻では、木地を生かしながらも彩色を施した木彫作品や、造形に重点を置いた巨匠たちのブロンズ作品などを展示いたします。
また、平成24年度タカシマヤ文化基金受賞作家作品も公開いたします。唯一無二の「いろとかたち」をお楽しみください。