大阪歴史博物館 常設展示「切嵌細工(きりばめざいく)」

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2014/11/19~2014/12/23

投稿日:

大阪歴史博物館 常設展示「切嵌細工(きりばめざいく)」

大阪歴史博物館 常設展示「切嵌細工(きりばめざいく)」切嵌細工は現在、あまり馴染みの無いものとなっていますが、和裁や手芸に関心のある方はご存知かもしれません。簡単にいうと、布地の一部を切り抜いて、そこに別の布を嵌め込み、縫い合わせることによって絵柄や文様をつくる手芸技法のひとつです。この技法は、江戸時代には、陣羽織や火事装束などの背紋や文様をつくりだすのに使われていました。明治時代には、切嵌細工は女学校などで和裁の教材として位置づけられるようになり、また昭和戦前期には「手芸」の一種として嗜まれていました。

博物館では、明治7年頃に生まれた堺の八星ツネ氏が、明治中期に制作した切嵌細工の作品をまとまって所蔵しており、定期的に切嵌細工の作品を展示しています。この機会に是非、明治時代の女性が丹念に仕上げた手芸のすばらしさをご覧いただければ幸いです。きっと皆様の心に響くものがあると思います。

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追加情報
休館:毎週火曜日
閲覧時間:午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
観覧料:大人 600円(20名以上の団体割引料金は、540円)、高校生・大学生400円(20名以上の団体割引料金は、360円)
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
問合せ先:大阪歴史博物館(Tel.06-6946-5728)
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2014/tenjigae/141119.html
所在地
大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4丁目1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」
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