森の宮遺跡展示室を一般公開

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2015/08/10~2015/08/12

投稿日:

森の宮遺跡展示室を一般公開

ゆめまるくん平成27年8月10日~12日、森ノ宮ピロティホール地下階(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目)の「森の宮遺跡展示室」を一般公開します。
森の宮遺跡は上町台地の東斜面に位置する縄文時代から近世までの複合遺跡です。
森ノ宮ピロティホールの地下には、西日本を代表する縄文~弥生時代の貝塚が残されており、森の宮貝塚とも呼ばれています。
埋葬された縄文時代の人骨も多数発見され、そのうちの1体を屈葬という体を折り曲げる当時の埋葬方法のまま発掘現場から切り取って展示しています。
また、豊臣期の大坂城跡の範囲内にもあたっており、発掘された中世~近世の軒瓦なども見学できます。

●太古の時代は海だった河内平野
森ノ宮ピロティホールを建設する際に行われた発掘調査では、縄文人や弥生人たちが食べた貝の殻に加え、狩猟や漁撈(ぎょろう)※の道具、煮炊きに使用した土器、耳飾のようなアクセサリーといった数千年前の生活を彷彿とさせる考古遺物が見つかっています。
出土する貝殻が、塩水に生息するマガキから淡水に棲むセタシジミへ移り変わることから、河内平野が海から湖へと変遷する過程をうかがうことができます。
年間に数日だけ公開される展示室ですので、ぜひご見学ください。

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追加情報
時間:午前11時から午後3時
参加料:不要
参加方法:
事前申込不要。公開の日時にお越しください。
ただし、展示室がせまいため、見学者が多い場合は入室をお待ちいただくことがあります。
問合せ先:大阪市教育委員会事務局総務部文化財保護課
TEL 06-6208-9166
ホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000309559.html
所在地
森ノ宮ピロティホール地下階・森の宮遺跡展示室(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目17-5)
交通機関
地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」、JR環状線「森ノ宮駅」
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