ピースおおさか 開戦の日平和祈念事業「ピースシネマスペシャルデイ ～開戦の日に終戦を考える～」

1941(昭和16)年12月8日に始まった太平洋戦争は、1945(昭和20)年8月15日に終わりましたが、終戦の日の前後には、さまざまな出来事がありました。
今回は、「終戦前日の空襲」と「終戦後も続いた戦争」というテーマで2つの作品を上映し、戦争の悲惨さと平和の尊さについて考える機会とします。

【第1部】テーマ「終戦前日の空襲」
上映作品『大阪大空襲 vol.5 大阪大空襲7月－8月編』（37分　2010（平成22）年 ／ カラー　企画：大阪府　　協力：ピースおおさか）
大阪大空襲を体験された方の証言を集めた作品。
被災地域…大阪市住吉区、此花区、城東区、東区（現中央区）、堺市、貝塚市、守口市など。

【第2部】テーマ「終戦後も続いた戦争」
上映作品『樺太1945年夏　氷雪の門』 （119分　1974（昭和49）年 ／ カラー　日本）
1945（昭和20）年8月の樺太を舞台に、ソ連軍の侵攻が迫る中、最後まで電話交換業務を続けた、“北のひめゆり”といわれる真岡郵便局の電話交換手9人の悲劇を描いた作品。1974（昭和49）年の製作当時は全国公開が急遽中止となった幻の映画です。今回は2010（平成22）年に製作されたデジタルリマスター版を上映します。
監督：村山三男　原作：金子俊男「樺太一九四五年夏・樺太終戦記録」
出演：二木てるみ、鳥居恵子、岡田可愛、藤田弓子、木内みどり、北原早苗、若林豪、黒沢年雄、南田洋子、赤木春恵、丹波哲郎ほか