ピースおおさか ウィークエンド・シネマ

ピースおおさかで所蔵する戦争や平和の映像資料を広く多くの方々にも鑑賞していただくための機会として開催します。
平和な世の中を子どもたちに引き継いでいく方法をいっしょに考えてみませんか？

●11/7(土)、14(土)、21(土)、28(土)
「アレクセイと泉」
舞台となる「泉」は、1986年に起こったチェルノブイリ原発の爆発事故で被災したブジシチェ(ベラルーシ共和国東南部)にある。不思議なことにこの「泉」からは放射能が検出されない。「なぜって？それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。《水の惑星=地球》の強い意志のようにこんこんと湧く〈泉〉は、私たちに”本当の豊かさとは何か”を静ひつに語りかける。

●12/5(土)、19(土)、26(土)
「命のビザ」
1940（昭和15）年、ナチスドイツとソ連が対峙する戦乱の北ヨーロッパ。リトアニアにはユダヤ難民が追い詰められていた。残された唯一の希望は、日本通過のビザ。 日本領事・杉原千畝は周囲の反対を押し切り、人間の命のためにビザ発行を決断する。