東洋陶磁美術館 特別展「没後100年 宮川香山」

このイベントは終了しました。
2016/04/29~2016/07/31

投稿日:2015/12/17 更新日:

東洋陶磁美術館 特別展「没後100年 宮川香山」

東洋陶磁美術館 特別展「没後100年 宮川香山」大阪市立東洋陶磁美術館では、平成28年4月29日(金曜日・祝日)から7月31日(日曜日)まで、特別展「没後100年 宮川香山」を開催します。
日本が幕末、明治維新と激動期を迎える少し前に、ヨーロッパでは19世紀後半から万国博覧会(以下、万博)が開催され、多くの国々が威信をかけて産業品を出品し、華やかな万博全盛期を迎えます。日本も1867年のパリ万博から浮世絵などを出品し、それらはジャポニスムとしてヨーロッパの芸術活動に影響を与えました。また、当時の日本の窯業界では、西洋の焼成法などが紹介され、新たな時代が始まります。
初代宮川香山(1842年~1916年)は、こうした激動期に輸出向け陶磁器の作成のため1870年(明治3年)に横浜に移り、眞葛(まくず)焼として京焼の伝統を踏まえた作品や緻密に装飾された「高浮彫(たかうきぼり)」などを、1876年(明治9年)のフィラデルフィア万博から次々に発表しました。それらの作品は数多くの受賞を果たし、“マクズ・ウエア”として絶賛を博しました。しかし香山はその成功にとどまることなく、釉薬や中国古陶磁の研究に邁進し、一層の成功を収めました。
今回の展示では、前期の「高浮彫」から、後期の中国古陶磁と釉薬の研究による作品に至るまで、日本の近代陶芸を牽引した香山の全貌を、田邊コレクションを中心に紹介します。

●展示点数
約140作品

●同時開催
[平常展]安宅コレクション中国陶磁、安宅コレクション・李秉昌コレクション韓国陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壺
東洋陶磁美術館 特別展「没後100年 宮川香山」

現在地からルート検索
追加情報
休館日:月曜日(5月2日、7月18日は開館)、7月19日(火曜日)
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般1,200円(20名以上の団体料金は1,000円)、高校生・大学生700円(20名以上団体料金は600円)
 ※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料
問合せ先:
大阪市立東洋陶磁美術館
電話 06-6223-0055  ファックス 06-6223-0057
ホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000335418.html
所在地
大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市北区中之島1-1-26)
交通機関
●京阪中之島線「なにわ橋」駅下車すぐ
●地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」
●地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
0 人中 0 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。