世界文化講演シリーズ第1回 春を呼ぶ伝統行事「不退の行法」東大寺・修二会のすべて～あなたの知らない「お水取り」

OBPエリア（大阪ビジネスパーク）の活性化の一環で誕生した「OBPアカデミア」(所在地：大阪府中央区、代表取締役：吉川聡)は、日本屈指の文化遺産である大阪城のお膝元であるOBPエリアから、世界につながる文化を発信するための連続講演を企画しました。

東大寺に生まれ、今回の修二会では、平衆を率い修二会の進行を司る役割である堂司（どうつかさ）を務められる森本公穣師をお迎えします。
「お水取り」という厳しい修行を直前に控え、緊迫感も高まるこのタイミングで、現役の練行衆に「生命あるもの全てに向けられた懺悔と廻向の祈り」の意義を解説していただきます。伝統行事の背景に秘められた深い意味を知って臨む「お水取り」は、また格別の味わいがあることでしょう。
この機会にぜひ、1260年以上も続く伝統行事をしっかりと学んでみませんか？

＜講師＞

森本 公穣（もりもとこうじょう）

※練行衆（れんぎょうしゅう）とは、修二会に参加する僧侶のこと。 近年はあわせて11名指名されており、それぞれに役割があります。