心斎橋プランタンは、大阪を代表する商店街・心斎橋筋に面して、建築家・村野藤吾の設計で建てられました。本展示では、心斎橋プランタンの家具3点と村野建築の写真パネル等を展示します。
村野藤吾(1891-1984)は、大阪を代表する建築家として知られています。渡辺節のもとから昭和4年(1929)に独立し、戦前は宇部市渡辺翁記念会館(重文)などを、戦後は広島の世界平和記念聖堂(重文)、志摩観光ホテル、大阪新歌舞伎座、梅田吸気塔などを設計、迎賓館本館(国宝)改修も手がけました。心斎橋プランタンは、浪花組第三代社長・中川貢が施主となり村野に設計を依頼した建築で、村野の代表作のひとつでしたが、残念ながら現存していません。中川が村野に依頼した建築には、他に浪花組本社屋、中川邸、戎橋プランタン(現存せず)などがあります。
●「村野藤吾と心斎橋プランタン」の展示解説
4月17日(日)、5月3日(火・祝)、6月25日(土)
時間:午後3時~
当日直接会場へお越しください。
追加情報
問合せ先:大阪歴史博物館 (TEL 06-6946-5728)
ホームページ
所在地
大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」