映画セミナー｢日本の映画のふるさと、なんば～シネマ渡来の新事実｣

南海電鉄では、映画に関するセミナーを平成２９年１２月７日（木）に開催します。
日本での映画（スクリーン投影式）「興行」の発祥地は、南海電鉄難波駅前に立地していた「南地演舞場」です。現在も同じ場所にシネマコンプレックスがあり、変わらずにぎわいを見せています。一方、映画「上映」については諸説あり、京都が有力とされてきましたが、「上映」についても、なんばが本邦初上映地である可能性が出てきました。
同セミナーでは、著書『大阪「映画」事始め』（彩流社）でこの新説を唱えたエッセイスト・武部たけべ好伸よしのぶ氏の講演と、活動写真弁士・大森おおもりくみこ氏による活弁つきサイレント映画上映をお楽しみいただけます。
セミナーを通じて、なんばをはじめとする「ミナミ」エリアが、今も昔も変わらず文化・芸術の発信地であることを知ってもらい、まちの魅力向上を図ります。

【第１部】武部 好伸氏による講演
…「日本の映画のふるさと、なんば～シネマ渡来の新事実」
【第２部】大森 くみこ氏による活弁つきサイレント映画上映（２作品）
…洋画短編コメディ、時代劇コメディ・片岡千恵蔵主演「國士無双」