大阪歴史博物館 常設展「浪華宝船会の宝船」

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2018/01/31~2018/03/05

投稿日:

大阪歴史博物館 常設展「浪華宝船会の宝船」

大阪歴史博物館 7階 常設展示場内(都市の民間信仰)に「浪華宝船会の宝船」の展示しています。

江戸時代、元旦または節分に、宝船の絵を枕に敷いて寝ると良い「初夢(はつゆめ)」を見ることができるとの信仰がありました。京都や大阪の社寺では宝船の授与がさかんに行われていましたが、明治時代になると宝船の授与は廃れていきます。その後、大正時代中期に宝船を復興する社寺が増えていきました。
大阪では昭和3年から昭和11年頃にかけて、「浪華宝船会」という趣味家を中心にした会が組織され、会員が独自の宝船を枚数限定で発行し、それを節分の日に集めて回るイベントが開催されていました。
当館には昭和6年の第3回浪華宝船会で授与された100枚余りの宝船が寄贈され、宝船コレクションのひとつの核となっています。今回はこのなかから、堀川戎神社の宝船と大阪の趣味家の1人である「乙三洞(おっさんどう)」作の宝船を中心に紹介します。乙三洞は本名を森田誠信といい、戦前に千日前で美術関係の書店を営んでいました。その店では、自分の趣味の品である郷土玩具・人形・西洋の文物なども扱っており、多くの趣味家が出入りし、交流の輪が広がっていました。

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ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
所在地
大阪歴史博物館
(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
Osaka Metro(大阪メトロ) 谷町線・中央線「谷町四丁目」駅
施設情報
時間:9時30分~17時
※入館は閉館30分前まで
休館:火曜日(ただし、5月1日(火曜日)は開館します)
観覧料:常設展示観覧料でご覧になれます。
大人 600円(20名以上の団体割引料金は、540円)、高校・大学生400円(20名以上の団体割引料金は、360円)
なお、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
問合せ先:大阪歴史博物館 TEL06-6946-5728
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