琳派とは俵屋宗達らにはじまり、尾形光琳・深省(乾山)、酒井抱一、鈴木其一らへと私淑によって繋がれた日本美術の流れの一つです。やまと絵の趣きを基として、自然の美しさを意匠化し、華やかで装飾的な作品に優れました。絵画と工芸の枠をこえて、デザインを継承してきた琳派の作品は、今なお人々の心を捉えて離しません。とくに彼らは、季節を表現するために草花のモチーフを多く好みました。
また、花を愛でるためには、花を入れる器が欠かせません。茶の湯では花を入れる器のことを「花入」と呼びます。海を渡ってもたらされた古銅や青磁の唐物花入が珍重されていましたが、わび茶が芽生えると備前や信楽などの国焼の花入が注目されるようになり、さらに千利休によってわび茶が大成される頃になると、竹花入が登場します。
花入は時代を経るにしたがって幅広い展開を見せます。
本展では[琳派にみる草花のデザイン]と[花入の歴史と展開]を中心テーマに、絵画・工芸合わせて約40点をご紹介いたします。花を愛で、季節感を大切にする和の心を感じてください。
ホームページ
所在地
湯木美術館(大阪市中央区平野町3-3-9)
交通機関
Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線・京阪電車「淀屋橋」駅
施設情報
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:毎週月曜日、7月17日(火)
[ただし7月16日(月・祝)は開館]
夜間開館日:7月6日(金)、8月3日(金)は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
入館料:
一般700円/大学生400円/高校生300円
(一般のみ、20名以上の団体は100円引き)
問合せ先:湯木美術館
TEL 06-6203-0188、FAX 06-6203-1080
休館日:毎週月曜日、7月17日(火)
[ただし7月16日(月・祝)は開館]
夜間開館日:7月6日(金)、8月3日(金)は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
入館料:
一般700円/大学生400円/高校生300円
(一般のみ、20名以上の団体は100円引き)
問合せ先:湯木美術館
TEL 06-6203-0188、FAX 06-6203-1080