平成30年度 なにわ歴博講座 第1期「近世・近代の歴史と民俗」

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2018/08/03, 2018/08/10, 2018/08/17, 2018/08/24

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平成30年度 なにわ歴博講座 第1期「近世・近代の歴史と民俗」

大阪歴史博物館では、なにわ歴博講座 第1期「近世・近代の歴史と民俗」が開催されます。
それぞれの分野の研究テーマについて、当館学芸員による最新の研究成果を報告します。

●平成30年 8月3日(金)
【江戸時代の漂流ものがたり】木土博成
海に囲まれた日本列島では、古来より、不慮の事故による漂流が頻発しました。ここでは江戸時代の漂流民・中浜(ジョン)万次郎らの漂流記録を読みとき、そこで展開された人間ドラマを追体験します。また、近世東アジアで構築されていた、漂流民の相互無償送還の体制についても紹介します。

●平成30年 8月10日(金)
【大阪・京都 繁華街の空間】船越幹央(公益財団法人大阪市博物館協会)
近代になると、各都市で数多くの繁華街が形成されました。江戸時代以来の伝統を持つものや、明治維新後に新たに開かれたもの、現代的な特質を持つものなど、さまざまです。この講座では、大阪と京都のいくつかの繁華街を比較しながら、その特徴や具体的な様子を探ります。

●平成30年 8月17日(金)
【深江菅笠づくりの歴史と現在】伊藤廣之
江戸時代、深江の菅笠は伊勢参りの道中笠として人気が高く、近代になると欧米や中国向けの菅細工の製品がつくられるようになりました。深江菅笠づくりの歴史や伊勢神宮とのかかわりにも触れながら、国内の菅笠生産地との比較をとおして、深江菅細工の現在と技術継承のあり方について考えます。

●平成30年 8月24日(金)
【大阪の行事と食】澤井浩一
大阪の夏祭りといえばハモ料理が思い浮かびますが、かつてはアジもたいへん多く消費されていました。年中行事や祭りなど、折々に人びとがどのような食べ物を作り食していたのか、また神に供えていたのかを、近世・近代の史料などから概観し、現代との違いなどにも触れていきます。

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追加情報
時間:18時30分~19時45分
参加費:各回200円
※「キャンパスメンバーズ」会員校の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。
定員:各回250名(先着順)
受付:18時から開始 ※当日直接会場へお越しください
問合せ先:大阪歴史博物館 なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728、FAX 06-6946-2662
ホームページ
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
所在地
大阪歴史博物館 4階 講堂(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線・中央線「谷町四丁目」駅
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