大阪府立中之島図書館では、ナカノシマ大学2021年6月講座「江戸時代の大丸」が開催されます。
今からおよそ180年前、大坂の名だたる商家に次々と火が放たれました。大塩平八郎の乱です。しかし、ただ一つ襲撃をまぬがれた大店がありました。それが大丸です。「大丸は義商なり、犯すなかれ」と語り、大塩は大丸を襲撃させなかったと伝えられています。大塩から「義商」と称された大丸ですが、その商法は三井越後屋が編み出したとされる「現金掛け値なし」でした。
では、同じ商法の大丸と三井で、いったい何が違っていたのでしょうか?江戸時代の両者は、どのような関係だったのでしょう?ヨソとはひと味違う大丸の宣伝広告や、値札に押されたハンコに目を凝らしてみると、大丸ならではの工夫が見えてきます。大坂、京都、江戸、名古屋に店を構えた江戸時代の大規模呉服店「大丸」にしばし潜入してみましょう。
講師:鈴木敦子(大阪大学大学院経済学研究科資料室助手)
追加情報
料金:2,000円
定員:50名
申込方法:ホームページからお申し込みください。
定員:50名
申込方法:ホームページからお申し込みください。
ホームページ
所在地
大阪府立中之島図書館本館 3階多目的スペース(大阪市北区中之島1-2-10)
交通機関
●Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線「淀屋橋駅」
●京阪本線「淀屋橋駅」、中之島線「大江橋駅」・「なにわ橋駅」
●京阪本線「淀屋橋駅」、中之島線「大江橋駅」・「なにわ橋駅」