第5回 霜乃会本公演 霜華咲源平物語（そうのはなさく げんぺいものがたり）

和の魅力、個の魅力が織りなす、新感覚エンターテインメント！
霜乃会（そうのかい）は、関西で活動中の講談・浪曲・落語・文楽・能楽・茶道・華道の20代～40代の若手による上方伝統文化芸能ユニットです。
本公演は、年に一度の、一つのテーマのもとに、全メンバーが出演する機会。

今回も昨年に引き続き、
文楽の本拠地・国立文楽劇場の小ホールを会場としての3回開催です（内容は同じです）。

5回目の霜乃会本公演は、題して「霜華咲源平物語（しものはなさく げんぺいものがたり）」。

平安末期、それまでの公家貴族が衰え、新興の武士たちが取って代わらんとする時代に、棟梁として並び立った源氏と平家。彼らの相克は多くのドラマを生み、琵琶法師の手により語り継がれ、文学『平家物語』となり、さらに様々な芸能の母体となることで、今や日本史・日本文学に欠かすことのできない要素です。

本日ご覧いただくのは、霜乃会として集う芸能者たちが、その芸を以て各々描き出す源氏と平家の物語。今となっては遥かな過去の人々の、その感情や生き様を、この世に蘇らせる作業。生の芸能史をご体感ください。