2023年度『講座・企業家学』6月講座　第1回「薬の町・道修町を維持したもの　－武田・塩野義・田辺の御三家とさまざまな薬種商の制度・組織ー」

大阪企業家ミュージアムでは、2023年度連携講座『講座・企業家学』（４回シリーズ）が開催されます。
６月講座は、「大阪道修町と製薬業に関わる企業家」をテーマに製薬業が集積する「道修町」を舞台に活躍した企業家たちに焦点をあて、その発展の歴史と企業家が果たした役割について斯界の研究者が解説します。

＜第1回＞薬の町・道修町を維持したもの　－武田・塩野義・田辺の御三家とさまざまな薬種商の制度・組織ー』
道修町にはその代名詞ともいえる製薬業者が複数存在し、その長い歴史を誇っています。しかし、これら業者のみが道修町の製薬と取引において常にイニシアチブを発揮してきたわけではありません。現在は姿を消した業者にも光を当てつつ、いかにして近代の激動期に道修町が薬の町としての同質性を保持し、存続したかを考えます。

講師
佛教大学歴史学部　准教授
網島　聖氏