「人間 栖鳳」 生誕160年 知られざる竹内栖鳳

このイベントは終了しました。
2024/03/09~2024/07/01

投稿日:

「人間 栖鳳」 生誕160年 知られざる竹内栖鳳

高島屋史料館 企画展示室では、「「人間 栖鳳」 生誕160年 知られざる竹内栖鳳」が開催されています。

近代日本画の巨匠 竹内栖鳳(1864-1942)は、20代半ば頃より、高島屋の画室に画工として勤務していました。東洋と西洋の絵画表現を融合し日本画を革新したといわれる栖鳳。実はその素地は、高島屋での仕事で培われたといっても過言ではありません。なぜなら、明治期の高島屋は、輸出用染織品の下絵制作のため、外国の雑誌や画集、写真集などを収集し、栖鳳ら若い画工と共に、世界で通用する“新しい絵”を研究していたからです。京都では唯一の海外事情に触れることができた画室は、若き日の栖鳳が研鑚を積んだ場でした。やがて、栖鳳監修のもと、高島屋が次々に製作した“美術染織品”は各国の博覧会で高い評価を受け、製品は続々と海を渡っていきました。当時、世界の人々を魅了した栖鳳と高島屋の仕事は、近代日本史において特筆されるべきものといえるでしょう。
その生涯を通じて高島屋とは深い関わりを持った竹内栖鳳。生誕160年を記念して開催する本展では、代表作から書簡まで、高島屋史料館所蔵品を余すところなくご覧いただきます。喜び、怒り、詫び、笑う、-知られざる「人間栖鳳」の素顔をご紹介いたします。

【学芸員によるギャラリ―ト―ク】
※会期中の毎週土曜日 14:00~(約30分)
※申込不要

<関連イベント> ※要申込
●講演会「竹内栖鳳と近代京都画壇」
日時:2024年4月14日(日) 13:00~14:30
申込み:2024年3月22日(金)10:00〜28日(木)

●講演会「竹内栖鳳と高島屋」
2024年5月26日(日) 13:00~14:30
申込み:2024年5月3日(金・祝)10:00〜9日(木)

●古文書講座「栖鳳の書簡を読む」
2024年6月16日(日) 13:00~14:30
申込み:024年5月24日(金)10:00〜30日(木)

現在地からルート検索
追加情報
開催:
2024年3月9日(土)-7月1日(月)
第Ⅰ部  3月9日(土)-5月6日(月・休)
第Ⅱ部 5月18日(土)-7月1日(月)
※会期は変更となる場合がございます。
ホームページ
https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/
所在地
高島屋史料館 企画展示室
(大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階)
交通機関
●南海電鉄・大阪メトロ「なんば駅」
●近鉄・阪神「大阪難波駅」
●近鉄・大阪メトロ「日本橋駅」
施設情報
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:火・水曜日
※5月9日(木)~17日(金)は展示替のため休館
料金:入館無料
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
0 人中 0 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。