特集展示「―わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」

2024/05/08~2024/07/08

投稿日:2024/04/18 更新日:

特集展示「―わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」

大阪歴史博物館では、令和6年(2024)5月8日(水)から7月8日(月)まで、8階特集展示室において特集展示「―わたしが難波橋なにわばし のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・ 天岡均一あまおかきんいち没後100年記念展」を開催します。

令和6年は、大阪を代表する橋の一つである難波橋のライオン像の制作者として知られる彫刻家・天岡均一(1875~1924)の没後100年にあたることから、これまで注目されることが少なかった天岡に焦点をあて、希少な作品を一堂に展示します。

天岡は摂津三田藩の重臣の家に生まれ、東京美術学校(現東京藝術大学)で高村光雲や竹内久一たけうちひさかずに師事し彫刻を学びました。卒業後は、岡倉天心が創設した日本美術院の実技担当として活躍すると同時に、美術院の事業の一環として古社寺の国宝修理(仏像彫刻)にも参加します。明治33年(1900)頃から現在の天王寺区真法院しんぽういん町に拠点を移し「天岡鋳金所」の看板を掲げて活動。大正7年(1918)には、天岡をはじめ在阪の彫刻家5人で大阪彫塑会を結成します。また、均一の妻・香(蕗香ろこう)も近代大阪における女流工芸家として多数の作品をのこしていることから、併せて展示・紹介します。

<関連行事>
●~プレミアム歴史散歩~なにわの彫刻家・天岡均一のふるさと三田へGO!!
日時:令和6年5月11日(土)午前10時~午後5時
集合・解散:JR三田駅改札前
参加費:5,980円(昼食代・拝観料・資料代・イヤホンガイド代・保険料込み)
※集合場所までの交通費は参加者自己負担。
定員:20名(※最少催行人数10名)
参加方法:インターネットでお申し込みください。事前申込制(先着順)
申込期限:4月26日(金)午後11時59分

●ギャラリートーク
日時:①令和6年5月19日(日)、②6月8日(土)
※いずれも午後2時から30分程度
会場:大阪歴史博物館 8階 特集展示室
※参加無料・事前申込不要

●なにわ歴博講座「難波橋・ライオン像の生みの親・天岡均一」
日時:令和6年6月23日(日)午後1時30分 ~ 午後3時
会場:大阪歴史博物館 4階 講堂(※変更の可能性あり)
※参加費728円・要事前申込(先着順)

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追加情報
時間:9:30〜17:00
※入館は閉館30分前まで
料金:常設展示観覧料でご覧いただけます。
【常設展示 観覧料】
大人 600円、高校生・大学生 400円
※中学生以下無料
※大阪市在住の65歳以上の方・障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)無料
ホームページ
https://www.osakamushis.jp/
所在地
大阪歴史博物館 8階 特集展示室(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線・中央線「谷町四丁目駅」
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