特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」

2024/10/05~2024/12/02

投稿日:2024/08/01 更新日:

特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」

大阪歴史博物館では、令和6年(2024)10月5日(土)から12月2日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」を開催します。大阪での大規模な展覧会は10年ぶりとなります。

大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬かわせ巴水はすい(1883-1957〔明治16-昭和32〕年)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代に、巴水は日本の原風景を求めて全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描きました。巴水とともに木版画制作の道を歩んだのが、新時代の木版画「新版画」を推進した版元の渡邊庄三郎(現・渡邊木版美術画舗初代)や彫師、摺師といった職人たちです。四者は一体となって協業し、伝統技術を継承しながらもより高度な技術の活用を求めました。そして新たな色彩や表現に挑み続け、「新版画」を牽引する存在として人気を博します。

本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の木版画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約150点を展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。

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ホームページ
https://www.osakamushis.jp/news/2024/kawasehasui.html
所在地
大阪歴史博物館 6階 特別展示室(大阪市中央区大手前4-1-32)
交通機関
Osaka Metro(大阪メトロ)谷町線・中央線「谷町四丁目駅」
施設情報
開館時間:9:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
料金:
【特別展のみ】
大人1,300円(1,170円)、高校生・大学生700円(630円)
【常設展との共通券】
大人1,770円(1,710円)、高校生・大学生1,030円(990円)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
休館:火曜日
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