国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品‐

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2012/10/27~2012/12/25

投稿日:2012/10/09 更新日:

国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品‐

飛青磁花生大阪市立東洋陶磁美術館では、平成24年10月27日(土)から12月25日(火)まで、開館30周年を記念して「国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品‐」を開催します。

中国渡来の美術品「唐物(からもの)」として長く伝世した作品を大阪市立東洋陶磁美術館に所蔵する国宝2点を中心に、その付属品とともに展示いたします。12世紀後半に始まった日宋貿易によって宋時代の優れた美術品が日本に請来され、13世紀に禅僧栄西(1141~1215)によって鎌倉将軍に紹介され広まった喫茶の風習と相俟って、室町時代には中国から渡来した美術品が流行します。特に宋、元、明時代の中国の美術品は「唐物」として、足利幕府を中心に珍重されました。この美意識はその後の日本文化に大きく関わり、現在に至るまで大事に受け継がれてきました。「唐物」として伝世した名品からは、付属品によって代々の所有者がその作品に込めた思いや美意識を知ることができます。特に油滴天目茶碗に付属する天目台3点は、全て南宋時代の作品であり、日本に請来してから油滴天目茶碗に添えられたもので、当館では開館以来、初めての展示となります。
「国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品‐」パンフレット

■同時開催
特集展:「篠田博之・めぐみコレクション 東洋陶磁の魅力」
平常展:安宅コレクション中国陶磁・韓国陶磁、李秉昌(イ ビョンチャン)コレクション韓国陶磁、日本陶磁、沖正一郎コレクション鼻煙壺

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追加情報
休館日 : 月曜日、10月9日(火)
開館時間 : 午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
 ※「光のルネサンス」メインパフォーマンス期間〔12月14日(金)~12月25日(火)〕は午後7時まで
観覧料 : 一般600円(480円)、高大生360円(300円)
 ※( )内は20名以上の団体料金
 ※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などをお持ちの方、中学生以下は無料
問合せ : 大阪市立東洋陶磁美術館(06-6223-0055)
ホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000180424.html
所在地
大阪市立東洋陶磁美術館 企画展示室(大阪市北区中之島1-1-26)
交通機関
●京阪中之島線「なにわ橋」駅
●地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」、地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」
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