開戦の日平和祈念事業と親子de戦跡ウォーク

ピースおおさか（大阪国際平和センター）では、開戦の日平和祈念事業と親子de戦跡ウォークを開催します。
戦後67年、戦争体験者の高齢化が進むなか、戦争の「体験」と「記憶」を風化させることなく継承し、あらためて戦争の悲惨さと平和の尊さについて考える機会とするために、12月8日の太平洋戦争開戦の日を記念して、開戦の日平和祈念事業「講演会と歌で検証する戦争と平和」を開催します。
講演会は、今回は、戦犯としての刑を満了した後も自宅の一隅に建てた謹慎小屋に自らを幽閉し、戦争の責任を反省し続けた今村均元陸軍大将をテーマとします。また、悲惨な戦争の実相を次世代に伝えていくために、若い世代を対象に戦争と平和の語り継ぎ部教室「親子de戦跡ウォーク」を開催します。

■開戦の日平和祈念事業「講演会と歌で検証する戦争と平和」
日時：平成24年12月9日（日）　13時30分～16時
内容：
第1部：講演会「三畳小屋の伝言　～陸軍大将今村均の戦後」（講師：朝野富三　宝塚大学教授）
第2部：歌（高橋樺子）、ピアノ（田中裕子）
ナビゲーター　もず唱平（財団法人大阪国際平和センター理事）
対象：どなたでも
参加費：無料（ただし、入館料必要）
申込方法：当日までに電話（06-6947-7208)にてお申し込みください（氏名・電話番号等をお知らせください）
定員：250名（先着順）

■戦争と平和の語り継ぎ部教室「親子de戦跡ウォーク」
1　日時：平成24年12月8日（土）　10時～16時
内容：ピースおおさかの展示と難波宮周辺の戦跡を専門職員がガイドします。
対象：小学生（保護者同伴）
参加費：無料（保護者とも入館料無料）
定員：80名（先着順）
主催：難波宮・大阪ルネッサンス実行委員会

※本事業は、難波宮周辺にある施設等が協力して行う、大阪府の新しい公共の場づくりのためのモデル事業別ウィンドウで開く「難波宮公園周辺施設で子ども教室モデル事業」の一環として、財団法人大阪国際平和センターが担当して行う事業です。