森の宮遺跡展示室一般公開のお知らせ

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2012/12/16 11:00~12:30

投稿日:2012/11/20 更新日:

森の宮遺跡展示室一般公開のお知らせ

森の宮遺跡展示室平成24年12月16日(日)の11時から12時30分に、森ノ宮ピロティホール地下階(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目)の「森の宮遺跡展示室」を一般公開します。
森の宮遺跡は大阪の上町台地の東斜面に位置する縄文時代から近世までの複合遺跡です。
森ノ宮ピロティホール地下には、西日本を代表する縄文~弥生時代の貝塚が残されており、森の宮貝塚とも呼ばれています。

太古の時代は海だった河内平野
森ノ宮ピロティホールを建設する際に行われた発掘調査では、縄文人や弥生人たちが食べた貝の殻に加え、狩猟や漁撈(ぎょろう)の道具、煮炊きに使用した土器、耳飾のようなアクセサリーといった数千年前の生活を彷彿とさせる考古遺物が見つかっています。
大量に出土した貝殻が、海水に生息するマガキから淡水に棲むセタシジミへ移り変わることから、河内平野が海から湖へと変遷する過程を窺うことができます。
埋葬された縄文時代の人骨も多数発見され、そのうち1体を屈葬という体を折り曲げる当時の埋葬方式のまま地層から切り取って展示しています。
また、展示室の場所は大坂城跡の範囲内にもあたり、発掘された中世~近世の軒瓦なども見学できます。
年に数日しか公開されていませんので、是非この機会にお越しください。

なお、当日は森ノ宮ピロティホールにて「第2回 百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進国際シンポジウム」が開催されます。シンポジウムの参加申込および詳細については、「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録国際シンポジウム参加者募集」ページ(大阪府ホームページ)をご参照ください。

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追加情報
参加申込・料金不要。公開の日時にお越しください。
ホームページ
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000192882.html
所在地
森の宮遺跡展示室(大阪市中央区森ノ宮中央1丁目17-5)森ノ宮ピロティホール地下階
交通機関
●JR環状線森ノ宮駅から徒歩3分
●地下鉄中央線森ノ宮駅2号出口から徒歩1分
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