2月25日、千日前道具屋筋商店街が制作したオリジナルカードゲームが地元の小学校などに寄贈されました。
中央区役所で行われた贈呈式には、高津小学校の吉田校長、南小学校の平尾校長、中央区の吉村区長が出席。千日前道具屋筋商店街振興組合の千田理事長よりトランプ700組の目録が手渡され、吉村区長からは感謝状が贈られました。
同商店街ではこれまで修学旅行生の受け入れや地域の小学校との交流などを通して、子どもたちの育成と道具文化の継承に取り組んできました。コロナ禍でこれまでの活動が困難になるなか、自粛生活が続く子どもたちのために何かできないかと考え、少人数・室内で遊べるカードゲームの寄贈を企画。商店街初のオリジナルゲーム「テコカコテ」はカルタ形式のゲームで、古くから伝わる食の道具をテーマにした「道具のまち」ならではの内容。トランプとしても遊べます。
千田理事長は「地域の方にこの地域の良さ、文化をしっかり伝えていきたい。春休みも近いので家族で楽しんでもらえたら。」とあいさつ。学校長らは「大変ありがたい、子どもたちもおうち時間が長引きストレスがたまっている。自分の住んでいるまちを知ることが郷土愛につながるだろう。」と感謝を述べました。