近松門左衛門墓所(上町台地コース)

ひっそりと眠る近世演劇の巨人

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投稿日:2016/11/09 更新日:

近松門左衛門墓所(上町台地コース)

 武士の家に生まれながら、芸能の世界へ入った近松門左衛門は、享保9年(一七二四)に72歳で亡くなるまで、浄瑠璃や歌舞伎の作者として数々の傑作を遺しました。特に『曽根崎心中』のように実際に起きた心中事件などを、現代のニュースのような感覚で取り上げた作品は当時の流行となり、観客の町人たちは悲劇に涙を流しながら見入りました。
近松の墓はもともと法妙寺の境内にありましたが、寺が移転したため、今は墓だけがビルの合間の細い路地の奥に残されています。

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松屋町筋
上町台地コース

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