長堀通と御堂筋の交差点となるエリアには、近年、海外のブランドショップが相次いでオープンし、エリア自体を高級感漂うまちにしています。大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室)も通り沿いにあります。この長堀通はかつては江戸初期に開削された堀で、船を利用した輸送路として活躍していましたが、昭和39年(一九六四)に埋め立てが完了して道路となりました。現在、その地下には、東西約730mの日本最長の地下街「クリスタ長堀」があり、地下鉄の長堀橋駅、心斎橋駅、四ツ橋駅を結んでいます。かつて川であった背景を生かして水の流れを創出し、地上の光を取り込むなどオープンな環境の中、ファッションやグルメのお店が並ぶショッピングゾーンに。地下駐車場も整備されています。