御堂筋彫刻ストリート / アコーディオン弾き:W-11

作者:オシップ・ザツキン

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投稿日:2012/12/04 更新日:

御堂筋彫刻ストリート / アコーディオン弾き:W-11

 オシップ・ザツキンは、ロシア出身で主にフランスで活躍したキュビスムの彫刻家であり、アフリカなどの土着美術に影響を受けた。この作品は、1924年に制作された同名の彫刻を1962年にリメイクしたものであり、自己の造形を生み出そうとして模索していた時期の前作に対し、穏やかで物静かな雰囲気を漂わせている。

寄付者:株式会社竹中工務店

アコーディオン弾き/オシップ・ザツキン
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