●勤王派四天王に数えられた幕末の志士
佐久良東雄は文化7年(一八一〇)、常陸国(現・茨城県)に生まれた。弘化4年(一八四七)、坐摩(いかすり)神社の神官・渡辺資政(わたなべすけまさ)との縁で来阪、境内に住む。万延元年(一八六〇)3月、桜田門事変で首謀者を庇護したことにより幕府に捕らえられ、獄中で亡くなった。万延元年(一八六〇)没。
佐久良東雄先生 寄寓奉仕の処
さくらあずまおせんせい きぐうほうしのところ
次の言語でも読めます: English
投稿日:
所在地
大阪市中央区久太郎町4渡辺3 坐摩神社内
交通機関
地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町駅」
施設情報
問合せ先:06-6251-4792
同じエリアにこんなスポットがあります!
-
油掛地蔵尊
●日に50人はお参りに 約1300年前のものといわれる地蔵尊。『古事記』『日本書紀攝津名所図絵』にも記載されている。悪疫・火防の退散などのご利益があると慕われ、今も線香が絶えない。 地蔵を拝む際に …
-
御堂筋彫刻ストリート / イヴ:W-7
オーギュスト・ロダンは、「考える人」「カレーの市民」「バルザック」「地獄の門」などの彫刻で知られる近代彫刻の父である。この作品は、彼の最も充実した創作活動時期のもので、その身をよじるポーズといい、量 …
-
生駒ビルヂング
●未来に時を刻む 昭和5年(一九三〇)の完成当初は1階から4階までが陳列室や事務所、5階は畳敷きの大広間で洗面室などがあり、10代の丁稚が住み込んでいたという。デモクラシーの花咲く大正モダンの時代か …
-
御堂筋彫刻ストリート / 女のトルソ:W-9
力強く簡潔な線とヴォリューム感。この「女のトルソ」は、平面の集まりとして再構築されたキュビスムの特徴を示しつつも、厳格なフォルムから解放された自由な表現がみられる。抽象と人間の内面表現を融合させたザ …
-
御堂筋彫刻ストリート / 腕を上げる大きな女:E-10
丸太のような太い腕、球形に近い小さな頭部、円筒形のしっかりした首、そしてギリシャ式の壷形の堂々たる体躯、それらが絶妙のバランスの中で一体となって、この作品を構成する。腕を頭の上で組む以外は、身体にほ …
