●上方歌舞伎の第一人者
幕末の万延元年(一八六〇)、3代目・翫雀(がんじゃく)の子として大阪市西区に生まれる。『心中天網島』の主人公、紙屋治兵衛(かみやじへえ)が当たり役。昭和10年(一九三五)没。
所在地
大阪市中央区中寺2-2 15号 常国寺内
交通機関
●地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目駅」
●近鉄線「上本町駅」
●近鉄線「上本町駅」
施設情報
問合せ先:06-6761-3460
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投稿日:
●上方歌舞伎の第一人者
幕末の万延元年(一八六〇)、3代目・翫雀(がんじゃく)の子として大阪市西区に生まれる。『心中天網島』の主人公、紙屋治兵衛(かみやじへえ)が当たり役。昭和10年(一九三五)没。
●檸檬忌には多くのファンが集まる 近代日本文学の小説家。明治34年(一九〇一)生まれ、昭和7年(一九三二)没。常国寺は梶井家代々の墓所である。代表作『檸檬』にちなんで、命日は「檸檬忌」と呼ばれる。今 …
●市中の名所だった西の舞台からの眺望 高き屋に のぼりて見れば 煙たつ 民のかまどは 賑わいにけり 仁徳(にんとく)天皇が高津宮の西の舞台からの眺めを詠まれたという有名な和歌が書かれてい …
●橋詰には船着き場があった 道頓堀川の開削当初から整備されていたと考えられる。江戸幕府直轄の公儀橋。明治時代に市電を通すため鋼橋になり、現在の橋も地下鉄建設のために架け替えられた。 なにわ名橋50選の …
●谷崎の小説に描かれた人形浄瑠璃 昭和59年(一九八四)3月に国立文楽劇場完成を記念して、大阪市が建立。黒御影石に豊竹座、竹本座の紋章を掲げ、谷崎潤一郎の『蓼(たで)喰う虫』の一節が刻まれている。
●人の道を説いた堂々たる石碑 幕末の儒学者・藤沢南岳(ふじさわなんがく)作の生活訓が漢文で書かれている。南岳は泊園書院2代目院主。