●本業をアレンジした、しゃれたペンネーム
鉄格子とは、江戸時代の狂歌師・鉄格子波丸(なみまる)。本業は鉄問屋。玄関の格子を当時めずらしい鉄にし、鉄格子波丸と号した。立売堀(いたちぼり)に店を構え、息子も鉄格子独酔(どくすい)の名で詩文・狂歌をつくった。
所在地
大阪市中央区高津1-1 高津宮内
交通機関
●地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目駅」
●近鉄線「上本町駅」
●近鉄線「上本町駅」
施設情報
問合せ先:06-6762-1122(高津宮)
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投稿日:
●本業をアレンジした、しゃれたペンネーム
鉄格子とは、江戸時代の狂歌師・鉄格子波丸(なみまる)。本業は鉄問屋。玄関の格子を当時めずらしい鉄にし、鉄格子波丸と号した。立売堀(いたちぼり)に店を構え、息子も鉄格子独酔(どくすい)の名で詩文・狂歌をつくった。
●檸檬忌には多くのファンが集まる 近代日本文学の小説家。明治34年(一九〇一)生まれ、昭和7年(一九三二)没。常国寺は梶井家代々の墓所である。代表作『檸檬』にちなんで、命日は「檸檬忌」と呼ばれる。今 …
●谷崎の小説に描かれた人形浄瑠璃 昭和59年(一九八四)3月に国立文楽劇場完成を記念して、大阪市が建立。黒御影石に豊竹座、竹本座の紋章を掲げ、谷崎潤一郎の『蓼(たで)喰う虫』の一節が刻まれている。
●上方歌舞伎の第一人者 幕末の万延元年(一八六〇)、3代目・翫雀(がんじゃく)の子として大阪市西区に生まれる。『心中天網島』の主人公、紙屋治兵衛(かみやじへえ)が当たり役。昭和10年(一九三五)没。
●人の道を説いた堂々たる石碑 幕末の儒学者・藤沢南岳(ふじさわなんがく)作の生活訓が漢文で書かれている。南岳は泊園書院2代目院主。
●浄瑠璃「豊竹座」の創始者 天和元年(一六八一)、南船場の商家に生まれるが、浄瑠璃の天才・竹本義太夫(たけもとぎだゆう)に弟子入り。竹本妥女(たけもとうねめ)として美声と華麗さで人気を集めていたが、 …