●ガス灯がともり「眼鏡橋」と親しまれた
元和8年(一六二二)、岡田心斎(おかだしんさい)が中心となって橋を架けたことから心斎橋と呼ばれる。江戸時代には、長さ35・5m、幅4・2mの堂々たる木の橋だった。明治6年(一八七三)に弓形の鉄製トラスト橋に、明治42年(一九〇九)に石造りのアーチ橋になった。橋は長堀川の埋め立てで撤去されたが、石橋の一部と高欄・ガス灯が復元されている。
なにわ名橋50選の一つ。
心斎橋
しんさいばし
次の言語でも読めます: English, 한국어, 简体中文, 繁體中文
投稿日:2011/11/24 更新日:
所在地
大阪市中央区南船場3丁目
交通機関
●地下鉄御堂筋線/長堀鶴見緑地線 心斎橋駅
同じエリアにこんなスポットがあります!
心斎橋筋北商店街
ファッションの拠点・心斎橋からビジネスエリア本町を結ぶ、おとなたちの散歩道。心斎橋の発祥地であり、キモノから靴、ジュエリー、バレエやダンスの衣裳探しまで、こだわりをもった88のお店が女性を魅了する。
橋本宗吉絲漢堂跡
●大阪の医学の祖 江戸時代の大坂には、本格的な蘭学者が一人もいなかった。そこで、町人有志が出資して地元の秀才・橋本宗吉を、江戸へ留学させた。杉田玄白(すぎたげんぱく)・前野良沢(まえのりょうたく)の …
稲荷社文楽座跡
●2代目文楽軒が浄瑠璃小屋を開く 文化8年(一八一一)、2代目植村文楽軒(うえむらぶんらくけん)が、難波神社の稲荷社に浄瑠璃小屋を建てた。これは明治5年(一八七二)、松島に移ったときに文楽座と名乗るよ …
国立文楽劇場
●「文楽」は人の名前から 成り立ちは江戸時代初期にさかのぼり、古くは操り浄瑠璃と呼ばれた。竹本義太夫(たけもとぎだゆう)が貞享元年(1684)、竹本座を開設。彼の義太夫節と近松門左衛門(ちかまつもん …
心斎橋清水通
御堂筋と堺筋を結ぶ、大人たちの寄り道スポット。西端には大丸百貨店、高級ブティックや着物店が立ち並ぶ。ショッピングを楽しんだあとは老舗の日本料理店や、人気の洋食店、Barめぐりを。