油掛地蔵尊

あぶらかけじぞうそん

次の言語でも読めます: English

投稿日:

油掛地蔵尊

●日に50人はお参りに
 約1300年前のものといわれる地蔵尊。『古事記』『日本書紀攝津名所図絵』にも記載されている。悪疫・火防の退散などのご利益があると慕われ、今も線香が絶えない。
 地蔵を拝む際に油をかける。油掛地蔵と呼ばれるゆえんだ。そもそもなぜ油をかけるのか。この地蔵を信仰していた遊女が、抱え主から折檻されて油を注がれたとき、この地蔵が身代わりになって助けてくれたからとする説や、石仏に墨をかけるなどして、石仏に災いを引き受けてもらう形代(かたしろ)信仰の油掛けバージョンという説もある。いずれにしても、地蔵に災いを引き受けてもらうという意味があるようだ。
 黒光りする地蔵尊だが、長年の油で顔型は判然としない。現在は油をかけずにお祈りをする。

現在地からルート検索
所在地
大阪市中央区南船場1-12
交通機関
●地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋駅」
●地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
21 人中 21 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。
同じエリアにこんなスポットがあります!
髪をとく娘/バルタサール・ロボ
御堂筋彫刻ストリート / 髪をとく娘:W-12

 太い縄のような豊かな髪、豊満な肉体が目をひく大胆な作品であり、原始彫刻とキュビスムが融合して発展したものである。空を見上げてゆったりと髪をとく姿は、穏やかで温かな印象を受け、バルタサール・ロボの理想 …

南御堂
難波別院(南御堂)

●正式名称は真宗大谷派難波別院  難波別院は、浄土真宗の真宗大谷派と呼ばれる宗派である。  文禄5年(1596)、真宗大谷派の開祖である第12世・教如(きょうにょ)が、現在の北区の天満橋と天神橋の間に …

アコーディオン弾き/オシップ・ザツキン
御堂筋彫刻ストリート / アコーディオン弾き:W-11

 オシップ・ザツキンは、ロシア出身で主にフランスで活躍したキュビスムの彫刻家であり、アフリカなどの土着美術に影響を受けた。この作品は、1924年に制作された同名の彫刻を1962年にリメイクしたものであ …

レイ/佐藤忠良
御堂筋彫刻ストリート / レイ:W-10

 佐藤忠良は、現代女性の身体の線やプロポーションの美しさを自然なポーズの中に漂わせた作品で知られ、わが国具象彫刻界の代表的な作家である。この作品も、「モデルの素朴で健康な姿態にひかれ、この身体にことさ …

津村別院
津村別院(北御堂)

●大坂誕生に立ち会った宗派  浄土真宗本願寺派と大坂の関係は古い。本願寺第8世・蓮如(れんにょ)が明応5年(1496)に石山御坊を現在の大阪城の地に建設したのが始まりとされる。  織田信長(おだのぶな …