油掛地蔵尊

あぶらかけじぞうそん

次の言語でも読めます: English

投稿日:

油掛地蔵尊

●日に50人はお参りに
 約1300年前のものといわれる地蔵尊。『古事記』『日本書紀攝津名所図絵』にも記載されている。悪疫・火防の退散などのご利益があると慕われ、今も線香が絶えない。
 地蔵を拝む際に油をかける。油掛地蔵と呼ばれるゆえんだ。そもそもなぜ油をかけるのか。この地蔵を信仰していた遊女が、抱え主から折檻されて油を注がれたとき、この地蔵が身代わりになって助けてくれたからとする説や、石仏に墨をかけるなどして、石仏に災いを引き受けてもらう形代(かたしろ)信仰の油掛けバージョンという説もある。いずれにしても、地蔵に災いを引き受けてもらうという意味があるようだ。
 黒光りする地蔵尊だが、長年の油で顔型は判然としない。現在は油をかけずにお祈りをする。

現在地からルート検索
所在地
大阪市中央区南船場1-12
交通機関
●地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋駅」
●地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
26 人中 25 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。
同じエリアにこんなスポットがあります!
腕を上げる大きな女/アントワーヌ・ブールデル
御堂筋彫刻ストリート / 腕を上げる大きな女:E-10

 丸太のような太い腕、球形に近い小さな頭部、円筒形のしっかりした首、そしてギリシャ式の壷形の堂々たる体躯、それらが絶妙のバランスの中で一体となって、この作品を構成する。腕を頭の上で組む以外は、身体にほ …

芭蕉終焉の地

●「平生即ち辞世なり」  「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」。有名な松尾芭蕉の句である。これが辞世句だといわれているが、正確なところ芭蕉には辞世の句というものは存在しない。それは、芭蕉が常に死を意識し …

生駒ビルヂング

●未来に時を刻む  昭和5年(一九三〇)の完成当初は1階から4階までが陳列室や事務所、5階は畳敷きの大広間で洗面室などがあり、10代の丁稚が住み込んでいたという。デモクラシーの花咲く大正モダンの時代か …

本町橋

●現存する市内で最も古い橋 東横堀川に橋が架けられたのは、天正13年(一五八五)。豊臣秀吉(とよとみひでよし)が大坂城築城に際して、東横堀川を外堀として開削した時だといわれている。江戸時代に入ると、軍 …

女のトルソ/オシップ・ザツキン
御堂筋彫刻ストリート / 女のトルソ:W-9

 力強く簡潔な線とヴォリューム感。この「女のトルソ」は、平面の集まりとして再構築されたキュビスムの特徴を示しつつも、厳格なフォルムから解放された自由な表現がみられる。抽象と人間の内面表現を融合させたザ …