湯木美術館
ゆきびじゅつかん
次の言語でも読めます: English, 한국어, 简体中文, 繁體中文
投稿日:2011/11/25 更新日:
●「和」の心がいっぱいの空間
日本料理店「吉兆」の創業者であり、数寄者としても知られる湯木貞一(ゆきていいち)のコレクションを収蔵する。昭和62年(一九八七)に開館。収蔵品は茶道具、懐石の器、古美術品などで、重要文化財11点、重要美術品3点を含む。湯木貞一は昭和63年(一九八八)に文化功労賞を受賞。料理と茶の湯を人生の両輪とし、日本料理を総合芸術の域にまで高め、茶の湯道具の収集にも心を傾けた。茶室の趣きで作られた展示室は聚楽(じゅらく)壁で仕上げた和風造り。一歩足を踏み入れると、街中とは思えない清閑で上質な空間である。
ホームページ
所在地
大阪市中央区平野町3丁目3番9号
交通機関
●地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅
御堂筋線/中央線 本町駅
●京阪電鉄 淀屋橋駅
施設情報
●問合せ先:06(6203)0188
●開館時間:10時〜16時30分(入館は16時まで)
第1金曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)
●入場料:一般600円 大学生400円 高校生300円
同じエリアにこんなスポットがあります!
-
●堂々とした古典的な装飾 中央公会堂から南に延びる、船場の背骨といわれた栴檀木筋(せんだんのきすじ)。今は三休橋筋と呼ばれるその通りに面して、ルネサンス調の建物、綿業会館がある。 昭和3年(192 …
-
我が国近代化の原動力となった繊維産業は、中核となった大阪企業の活躍により大きく成長し、ここ船場界隈は東洋のマンチェスターと称され、その後の大阪の発展を支えてきました。 先の大戦による大きな試練を乗 …
-
1947年の「アリーチェ」を基に、1987年に再制作された作品である。北イタリアを流れるブレンタ川で遊ぶ少女の姿をヴィーナスに見立てている。この作品がもつ平和で気負いのない雰囲気は、あまりに技量が目 …
-
●御堂筋とともに誕生したガスビル 巨大な客船を思わせる白亜のビルが御堂筋に面して建つ。設計者は安井武雄(やすいたけお)、昭和8年(1933)に竣工。地上8階建て、地下2階。外壁は1・2階を石材で黒く …
-
大当たり浄瑠璃は実話だった近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の傑作の一つ、『冥途(めいど)の飛脚』は、実話を題材に書かれたもの。 遊女梅川に入れあげる忠兵衛が養子に入ったのが、この淡路町にあった飛脚 …