●2代目文楽軒が浄瑠璃小屋を開く
文化8年(一八一一)、2代目植村文楽軒(うえむらぶんらくけん)が、難波神社の稲荷社に浄瑠璃小屋を建てた。これは明治5年(一八七二)、松島に移ったときに文楽座と名乗るようになる。明治17年(一八八四)、別の一派である彦六座が再び稲荷社で人形浄瑠璃を始め、同じ年に御霊神社に移った文楽座と人気を競うことになる。江戸時代、船場は有力商人が集まっていたため、彼らが出資元となって人形浄瑠璃を支えていた。
稲荷社文楽座跡
いなりしゃぶんらくざあと
次の言語でも読めます: English
投稿日:
ホームページ
所在地
大阪市中央区博労町4-1-3 難波神社内
交通機関
地下鉄御堂筋線「本町駅」「心斎橋駅」
同じエリアにこんなスポットがあります!
法善寺前本通り商店街
上方文化を伝える演芸ホールがあり、芸能上達・商売繁盛にご利益のある「南乃福寿弁才天」社が商店街の中に祀られている。お正月をはじめ定期的に獅子舞や和太鼓などのイベントも行なわれている。
心斎橋
●ガス灯がともり「眼鏡橋」と親しまれた 元和8年(一六二二)、岡田心斎(おかだしんさい)が中心となって橋を架けたことから心斎橋と呼ばれる。江戸時代には、長さ35・5m、幅4・2mの堂々たる木の橋だった …
三津寺(改築中)
●異例の鉄筋コンクリート製 三津寺は、奈良時代の難波宮遷都の際に、僧の行基(ぎょうき)が開いたと伝えられている。めずらしいのは寺院の台所や住居部分である庫裡(くり)だ。昭和8年(一九三三)の御堂筋拡 …
御堂筋彫刻ストリート / 少年と少女:E-15
鋭い線と面で構成された個性的で大胆なフォルム。足らしきものの存在から、かろうじて人物と判る。荒削りの仕上げが、少年と少女の素朴で純真な印象を表現しているかのようだ。具象でも抽象でもあるユニークな造作 …
心斎橋筋北商店街
ファッションの拠点・心斎橋からビジネスエリア本町を結ぶ、おとなたちの散歩道。心斎橋の発祥地であり、キモノから靴、ジュエリー、バレエやダンスの衣裳探しまで、こだわりをもった88のお店が女性を魅了する。