中央区周遊 ウォーキングコース「船場の歴史と近代建築をめぐる」

投稿日:2014/05/13 更新日:

中央区周遊 ウォーキングコース「船場の歴史と近代建築をめぐる」

船場は江戸から近代にかけて商業都市大阪の中心として栄えてきた地域。それぞれの時代の役割を持って誕生し、いまも現役で街の中に存在している建築物や歴史ある場所を鑑賞・散策するコースです。

施設配置と詳細記事リンクをページ下のマップに表示しています。

1.綿業会館
昭和初期、日本は紡績業で英国を押さえ綿製品輸出世界一となり、大阪は”東洋のマンチェスター”と謳われました。綿業会館は「日本の綿業の進歩と発展」を目的に、会員制倶楽部の会館として建設、紡績業の黄金時代を象徴といえる風格のある建物です。・館内見学有(有料)
・事前申込要

2.津村別院(北御堂)
1597年この地に移転した津村別院は,1年後に南側に建立された難波別院と共に「北御堂さん,南御堂さん」と呼ばれ、この二つの院を結ぶ道路であることが「御堂筋」の名の由来となっています。

3.御霊神社
明治時代、御霊神社に常設された文楽座は日本初の文楽常設小屋で、後の国立文楽劇場のもととなりました。文楽をはじめ上方芸術、伝統文化を育て、大阪人の社交の場・船場商人たちの商談の場として栄えました。境内には「御霊文楽座跡」の石柱が、また「文楽座の跡」のブロンズ製床本型の記念碑が建てられています。利用時間
6:00~17:30

4.大阪ガスビルディング
御堂筋に面した巨大な客船を思わせる白亜のビル。太平洋戦争中はその白い外装に自社生産のコールタールで真っ黒に迷彩塗装を施し空襲を避けました。ハイカラな食堂やホールは大阪の文化の拠点として広く親しまれました。ガスビル食堂
(定休日:土・日・祝)

5.大阪倶楽部
大正元年、「大大阪」といわれた繁栄の時代に英国風の社交クラブ「大阪倶楽部」の専用会館として財界人らが設立。南欧風の様式に東洋風の手法が加えられた重厚な建物です。見学不可
(不定期の見学会あり)

6.旧住友ビルディング住友財閥の総本店となるこのビルの建設には5年以上の歳月が費やされ、1930年に全館が完成しました。当時「東洋のルネサンスの曙を告げる名作」と賞賛されました。外観には姫路城の石垣にも使用された竜山石が使用されています。見学不可

※散策の際は近隣住民や通行人にご配慮をお願いいたします。
※見学に事前予約が必要な施設、また見学不可の施設もありますので、それぞれの施設概要でご確認ください。


 
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