青銅製大砲(お城のドン)

せいどうせいたいほう(おしろのどん)

投稿日:

青銅製大砲(お城のドン)

 大阪城小天守台にある幕末の青銅製大砲である。文久3年(1863)に美作津山藩の鋳工百済清次郎が幕府の命により製作し、天保山砲台の備砲であったと伝えられる。明治になって大阪城へ運ばれ、陸軍により明治3年(1870)から同7年(1874)まで朝昼晩の時報として、それ以降は正午の時報として号砲を轟かせた。「お城のドン」として市民に親しまれていたが、大正13年(1924)に中止された。
 江戸時代に製作された和製大砲として希少であり、遺存状態も良好である。
 また、砲架は昭和61年(1986)に修復されたが、大砲と同時に作られた幕末の砲架と考えられている。修復に際しては、再利用できるものはそのまま使用され、当初の姿に復元されている。

法量 : 砲身全長 352cm  砲身重量 2.4t

現在地からルート検索
ホームページ
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000009195.html
所在地
大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城)
交通機関
●Osaka Metro(大阪メトロ)
谷町線 谷町四丁目駅・天満橋駅   
中央線 谷町四丁目駅・森ノ宮駅
長堀鶴見緑地線 森ノ宮駅・大阪ビジネスパーク駅
●JR
大阪環状線 森ノ宮駅・大阪城公園駅
東西線 大阪城北詰駅
●京阪
天満橋駅・京橋駅
この記事は役に立ちましたか?
役に立った 役に立たなかった
1 人中 0 人がこの 記事 は役に立ったと言っています。
同じエリアにこんなスポットがあります!
阿波野青畝句碑

●敬虔なカトリック教徒の顔をもつ 奈良県生まれの俳人。「ホトトギス」の同人で あった原田浜人(はらだひんじん)に師事した。「天 の虹 仰ぎて右近 こゝにあり」。教会の高山右近(たかやまうこん)像を詠ん …

鵲森宮

●若き日の聖徳太子による創建 「鵲森宮」は、通称、森之宮神社とも呼ばれ、聖徳太子(しょうとくたいし)が建立した。 その創建は、四天王寺や法隆寺よりも古いとされている。崇峻(すしゅん)天皇2年(五八九) …

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館

●地上57メートルから始まる歴史体験 難波宮跡から北を見ると、大阪城の西に高層の建築物が建っている。この現代的な建物が「大阪歴史博物館」だ。エレベーターで10階に上がると、そこは奈良時代。原寸大に復元 …

大阪社会運動顕彰塔

●労働・社会運動のメッカに建つ塔  昭和35年(一九六〇)、大阪統一地方メーデーの際、顕彰塔を大阪にもつくろうという声があがり、行政や財界、有識者、労働組合などからの拠金で、毎年メーデーが開催される大 …

佐谷有吉博士像

●泌尿器科、皮膚科のパイオニア  明治17年(一八八四)、京都府生まれ。東京大学医学科を卒業後、大正7年(一九一八)から2年間、米国の大学に留学し、尿管の生理について優れた研究を行った。帰国後は、先進 …